自分にアレルギーがあると思う場合、どんなアレルギーなのか詳しく調べたいこともあるでしょう。
そのようなときに行われるのがアレルギーテストです。
各アレルギー物質に対してアレルギーがあるかどうか、血液を使って調べるのが一般的です。
これで具体的なアレルギーがわかることも多いですが、普通の診察に加えて検査を受けるわけですから、予算がどれくらい必要なのか確認しておきたいでしょう。
これはどんな検査を行うかにもよるのですが、その場ですぐに結果が出るキットを使った検査の場合、必要な予算は保険適用で3000円ほどです。
この検査は通常なら結果が出るまでに数日かかるところ、その場ですぐに結果がわかるようになっているものです。
指先などから少しだけ血液を採取し、それをキットにたらします。
あとは20分ほど待てばそのキットで調べられる各アレルギー物質について、自分がアレルギーがあるかどうかがわかります。
即日でできる点が便利ですし、スギやヒノキ、イヌやネコ、ダニなどよくあるアレルギー物質についての反応は調べられますから、これが使われている耳鼻科もよくあります。
こちらになる場合、検査料3000円ほどと予算もそれほど多くは必要ありませんから、もしこれを選べるなら比較的おすすめです。
先ほどのアレルギーテストはその場ですぐに結果が出るのはいいのですが、検査する項目はあらかじめ決まっています。
調べるアレルギー物質の種類や数を変更はできないのです。
しかしアレルギーテストには自分で調べたいアレルギー物質を個別に選べるものもあります。
このアレルギーがあるのか調べたいといった希望があるときなど、こちらのテストの方が向いていますね。
ただしこちらのテストでもいくらでもアレルギー物質の数を追加できるわけではなく、調べられる項目には上限が決まっています。
たとえば13項目までアレルギー物質を追加できるテストなどありますね。
このように上限はありますが、そこまでなら好きなアレルギー物質を選べます。
患者が自分で選ぶというよりは、医師と相談しながら項目を決めていく形となるでしょう。
このテストを受けると予算は少し必要となり、保険適用でも4000～5000円ほどかかることが多いです。
これは検査料のみとなり、診察料などはまた別にかかります。
保険を使っても少しまとまった予算が必要になりますから、こちらのテストを受けたい方は費用などあらかじめ確認しておくといいです。
なお、保険適用でアレルギーテストを受ける場合、その検査の内容が同じならどこで受けても必要な予算は一緒です。
実際にどこで受けるかはその病院の利用のしやすさなどで選んでも問題はありません。
