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赤ちゃんはかゆみはアトピーが原因?

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赤ちゃんのぐずぐずがとまらないときは全身チェック

赤ちゃんが痒みを感じている時、かゆいと言葉で言えません。

ぐずぐず、不機嫌な泣き方が続くことがあります。

赤ちゃんのぐずぐずの原因がわからないときには赤ちゃんの全身をチェックしてみてください。

赤くなっていたり湿疹ができているところはありませんか?
赤ちゃんは手が届くところが痒い場合には自分で何度もかくので見た目でもわかります。

ところが赤ちゃんの手の届かないところがかゆい場合には、言葉で言えないのでぐずぐずと不機嫌になります。

アトピー性皮膚炎の特徴

赤ちゃんの痒みの中でも多いのがアトピー性皮膚炎と乳児湿疹です。

初期の段階ではこの二つの皮膚炎は非常によく似ています。

アトピー性皮膚炎の多くは顔や頭からはじまります。

それから首、続いて手足が多くなります。

乳児湿疹の場合にも同じような場所に出ることはあります。

痒みの場所でアトピー性皮膚炎の判断は難しいものです。

乳児湿疹の場合には自然に治ることもあり、またあまり長引きません。

アトピー性皮膚炎の場合は一般的な乳児湿疹よりも痒みがつよく長引くのが特徴です。

赤ちゃんは強い痒みが長引くので睡眠不足になったり食欲不振になったりすることもあります。

アトピー性皮膚炎の引き金になるものに卵や牛乳があります。

離乳食を始めてから始まるアトピー性皮膚炎には、これらの食品の影響も考えられます。

アトピー性皮膚炎の診断基準

日本皮膚科学会のガイドラインは、掻痒、特徴的皮疹と分布、慢性・反復性経過の三つが重なった時にアトピー性皮膚炎と定めています。

痒は痒みを指します。

わざわざ一番の基準に当てはめるほどひどくかゆいということです。

特徴的皮疹とはアトピー独特の皮膚にできる湿疹のことです。

皮膚がカサ付き始めてから湿疹ができます。

悪化すると赤く湿った感じになりジュクジュクすることもあります。

どの段階でも痒いのでアトピーの痒さは大人でも辛いといわれています。

赤ちゃんは常にその部分をこすったり、時には掻きむしったりします。

そしてさらに悪化してしまうのです。

悪化させないためには、赤ちゃんの爪の手入れをこまめにすることも大切です。

時にはミトンをはめることもあります。

分布とは皮膚トラブルが起きる場所のことです。

アトピー独特の分布とは頭や顔、耳から始まり、首、手足と下の方へ向けて広がります。

ひどくなると全身的な症状になります。

慢性・反復性経過とは、長引く、一進一退を繰り返すことです。

少し良くなったかと思えばまたひどくなるような状態を言います。

赤ちゃんの場合には2か月を一応の基準にします。